アサヒペットクリニックの新人獣医師教育 |
獣医師教育の目標
①最初の三年で家庭医としての十分な技術と知識を習得する
②広い視野を持った人として偏らない獣医師を育成
*アサヒペットクリニッは、仕事をしながらの教育(OJT)と職場以外の教育(off-JT)を取り入れることで効率的でスムーズなスキルアップを促します。
入社時に先輩獣医師とグループを組み行動単位とします
新人獣医師は各々先輩から責任を持って教育を受けることが出来ます
先輩獣医師も後輩を教えることで知識の再確認ができるため成長します
楽しいことも、辛いこともたくさんある職場です。バディと共に乗り越えてくれることを期待しています
<2010年は3組のバディで仕事をしていました>
節目節目で集中的にトレーニングを行いスキルアップします
各トレーニングについては先輩バディが責任を持って指導してくれます
トレーニングプログラムをマスターすることで臨床医としての基礎が構築されます
1)予防医療(フィラリア・ワクチン等)の習得(4月)
フィラリア予防は春から夏にかけての大切な診療です
教育フォームにそって実践的な知識としゃべり方を身につけ、それから外来デビューです
社会人として、獣医師として患者さんと向かい合うための第一歩となります
2)電話対応・マナー講習(4月)
社会人として必用な電話対応、名刺交換、書類作成など学校では学んでないこともたくさん必要になります。病院という世界だけでなく一般社会に必要な知識を実践形式の勉強会をしながら練習します。
3)動物看護士の仕事をマスター(6・7月)
受付、会計、検査、掃除など、動物看護士としての仕事をマスターします
動物看護士は獣医師にとって欠かせないパートナーです
お互いの仕事を尊重できるようにまず看護士トレーニングを受けます
4)予防プログラムの習得(7月)
ワンちゃんに必要な予防について一通り説明できるようになるプログラムです
混合ワクチン、狂犬病ワクチン、犬フィラリア症、ノミ・ダニについて
しつけや仔犬の社会化についても覚えます
上手に説明できるようになるまで何度もバディと一緒に練習します
5)麻酔管理トレーニング(9月)
麻酔管理を自分ひとりで出来る技量があるかどうかを見極めます
麻酔管理トレーニングを卒業すると手術の執刀を任されるようになります
麻酔は動物の命に直結するものでありマスターするまで厳しく指導されます
当院の新人獣医師は「3年差がつくNACS小動物臨床新人研修」に参加します
毎月一回2時間、7回コースの研修会で運営病院の院長が講師を務めます
教科書には書いていない基本的かつ超臨床的な内容です
NACSの同期と共に学ぶことによって病院同士横のつながりができます
○3年差がつくNACS小動物臨床新人研修 スケジュール
第1回 小動物臨床への心構え
第2回 ワクチンの種類と接種プロトコール、ノミとダニの駆除
第3回 犬フィラリア症の予防と治療
第4回 家庭犬のしつけ
第5回 問診の取り方とホスピタリティー
第6回 身体一般検査(実習)と基本的なカルテ記載方法
第7回 症例報告の方法、発表のコツ |
アサヒペットクリニックでは学会、セミナーへの参加を推奨します
年間10万円までの学会参加費用は病院が負担します
学会発表を希望の獣医師は院長から方法を教わることができます
これまでの活動については「当院スタッフの学会発表など」をご覧ください
外部の勉強会にも積極的に参加して視野の広い獣医師になってください
・毎月一回NACSメンバーによる勉強会
・動物臨床医学会年次大会
・JBVPフォーラム年次大会
・獣医内科学アカデミー
・獣医癌学会 などに参加している獣医師が多いです
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